症状が発症するメカニズムについて
当院が考えるチック・トゥレット症候群の原因について
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脳の発育不足が原因
脳が形成される過程あるいは発育において、脳の機能に発育不足が生じる事により脳の情報処理能力の低下がおこり、それによりチック・トゥレット症候群を発症します。
例えば目から入る視覚の情報は人間の中で1番最も情報量が多い為、その人の情報処理をする為の許容量を超えてしまうと情報を遮断しようとして目をパチパチさせるチックの症状が出ることがあります。あくまで1つの例に過ぎませんがそのように本人が持つ情報の受け皿から情報が溢れてしまった場合に症状が強く出ます。
その情報とは『ストレス』もその中の1つで一般的にネガティブなストレスだけでなく、喜びなどの興奮も含めて脳にとっては刺激=ストレスになってしまいます。
しかし、症状を出さない為にストレスを与えなければいいという考えも間違っており、日々生活をすれば何かしらのストレスを感じながら過ごしています。
筋肉トレーニングと同じように脳もストレスを受けながら許容量を増やし、ストレスに対する耐性を強くすることで情報の許容量が増えて行きます。
そして脳には自分の考えを行動に移す『アクセル』になる部分
自分の考えを行動に移さず頭の中だけで留めておくことができる『ブレーキ』になる部分が存在します。
チック・トゥレット症候群の原因はそのブレーキになる部分がアクセルに比べて脳の情報を処理する能力が低下している為、自分の止めようとしていたことも抑止することが出来ずに声として出てしまう音声チックになってしまいます。
この、「脳の機能の発育不足」はごく小さな部位のみの場合もあれば、脳の様々な部位に異常がみられることもあり、さらには脳の連合機能(統合性)が低下してしまう場合もあります。
「脳の機能の発育不足」の範囲や程度により症状の多様さ、重症度もさまざまです。チック・トゥレット症候群は脳の発育不足が原因の為、1つの部位だけでなく多くの部位が発育しづらいことで、脳の中で連合野と呼ばれる複雑なネットワークを使うことで脳は連携を取り合いながら機能しています。
その様々な情報が集まる場所が『連合野』という領域になります。
連合野とは感覚の情報を統合して、過去の経験と照合して認識をする、脳の領域です。
言語、学習、知能判断、思考、創造、高度な感性に関わっていて、回路を形成することで意識、注意、覚醒、睡眠、記憶にも関わっています。
そして、チック・トゥレット症候群は発育が不足することにより連合野自身での情報を伝達し、処理する際に混乱を起こして正しく働くことが出来ないことが原因で連合野に入ろうとする情報を遮断するために不随意運動となってしまいます。 -
チックに付随するその他の症状
・発達障害
・自閉症
・反抗挑戦性障害 (かんしゃく、怒りっぽい、大人と口論、暴力をふるう、他人をイライラさせる、規則に従わない、こだわりが強い、他人を責める、よく恨む、よく悪口を言う)
・注意欠陥障害 (間違いが多い、集中力がない、まとめる事が出来ない)
・多動性障害
・強迫性障害
・うつ
・起立性調節障害 (朝起きれない、朝気分が悪い)
・神経性食欲不振症
・コプロラリア:卑猥な汚い言葉(オッパイなど)を発する(汚言症)。
・エコラリア:他の人に言った言葉を繰り返す(反響言語)。
・パリラリア:自分の話した音声や単語を繰り返す(反復言語)。
・暴言
・威嚇言語症 (殺す、殴る、死ねなどと言う)
その他の症状として、おねしょ、自傷行為など
CHECK!
当院の治療について
脳の細胞に働きかけることで根本から完治出来る治療
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POINT01
1人1人に合わせたカウンセリング
まずは、患者様1人1人の症状やお話をお聞かせ頂く時間を設けております。チック・トゥレット症候群は世の中ではまだまだ認知度の低い病気の為、周囲の方にあまり相談することが出来ずに不安を抱えてご来院される患者様が多いです。
その為、患者様1人1人の不安やお悩み、症状をお聞かせ頂く時間を取らせて頂き、幼児でも苦痛なく安心して治療が出来るように治療方針を説明させて頂きます。
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POINT02
幼児でも痛みが無く安心して受けれる鍼灸治療
当院長 鶴田はこれまでに200人以上のチック・トゥレット症候群のお子様の鍼灸治療をして来た実績と苦痛ではなく安心して治療を受けて頂ける技術を身に付けております。 決して無理をさせるのでは無く、可能な限り無痛を目指した治療をさせて頂く治療となっております。 その為、幼児・小学生のお子様の性格や体質1人1人に合わせて最大限効果が出る為の治療をさせて頂きます。
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POINT03
全国からご来院頂いている確かな技術
適切なツボの性質を1つ1つ選んでその人に合わせてツボも異なっています。またツボだけではなく、鍼の太さや刺す方向深さを計算し・刺激の入れ方を1本1本考えながら治療させて頂いております。このような繊細かつきめ細かいオーダーメイド治療で日々治療を行っており、治療する側だけでなく治療を受けて頂く患者様とそのご家族と二人三脚で治療を行って来ました。
その為、些細なご質問やお悩み1つ1つ丁寧にお答えさせて頂いており患者様に寄り添う治療院を目指しております。
原因・メカニズムを正しく理解し、確かな治療へ
チック・トゥレット症候群でお悩みの方へ
まず、日本の病院(西洋医学)では原因がはっきりと理解されていないのが現状です。
その為、抗うつ剤、精神安定剤、抗てんかん薬を処方されますが原因が解明されていない間違った処方ものに対して非常にリスクのある治療方法となります。
上記の薬は脳に働きかけ、依存性が非常に強い薬です。
そして、再びその症状が出ないようにお薬を飲み続けなければなりませんがお薬には副作用もある為、お子様のお身体には非常にリスクの高い治療となります。
そのように副作用のリスクや不安を抱えながら日々を過ごされている患者様はご相談だけでも受け付けさせて頂いております。
当院のチック・トゥレット症候群・不随意運動の治療法は、日本で行われている鍼灸院や他の東洋医学とは異なる治療法で根本から治る為の治療を行っております。今まで日本鍼灸、他院の中国鍼灸や病院で良くならなかった方にも是非ご来院されるようにお勧めします。
当院での治療実績を掲載させて頂きます。
患者様症例紹介
完治症例紹介 チック症 K君 3歳
ある日、幼稚園から帰りにいつもよりも目をパチパチしていることに気付きました。しばらく様子を見ていましたが次第に頻度が増える一方で首も頻繁に動かすようになりました。
このまま悪くなり、取り返しのつかないことにならないかと心配したご両親がネットで調べていた所チック・トゥレット症候群だということを知りました。
しかし、病院でも根本から治す治療法は無く、精神安定剤を処方すると記載がありましたが幼い息子に薬を飲ませたくなかった為、身体に負担が少なく根本から治す方法は無いか何日もかけて調べていました。
そこで当院のホームページを見つけて、3歳の息子でも当院の治療が可能なのかを確認したところ、「3歳のお子様でも実績が沢山あります。」と2つ返事に藁にも縋る思いで鍼灸治療を開始しました。
治療開始当初は何をされるか分からない恐怖心で大泣きし、中々鍼灸治療をすることが出来ませんでした。
しかし、ご両親の献身的なご協力のおかげで回数を重ねる度に鍼灸治療がスムーズに出来るようになり、今では先生達と楽しくお話をしながら治療が出来るようになりました。
現在では症状もほとんど出なくなりご両親もとても喜ばれております。
現在は再発防止で治療を継続しております。
お急ぎの場合は電話窓口まで、
お気軽にお問い合わせください。
Access
しるべ鍼灸治療院
住所 | 〒564-0027 大阪府吹田市朝日町5-32 摂津ビル3F Google MAPで確認する |
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電話番号 |
06-4798-5966 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 日曜、月曜 ※第一日曜、月曜日以外の祝日は診療 |
最寄り | JR吹田駅より徒歩2分 |
地域に根付いた治療院であるべく、これまでにも年齢や性別を問わず、誰にも言えない身体や心のお悩みを抱える多くの患者様にご来院頂いております。まずはが全員が健やかな毎日を過ごせるよう、治療を通じて心も身体も笑顔にしてまいります。病院や他の治療院では良くならない症状や疾患に関しても、いつでもご相談を承っております。
10年先、20年先の道しるべに
将来の為に今を頑張る治療を
チック・トゥレット症候群は大人になればなるほど、時間の経過が長ければ長い程完治までに要する治療期間はかかってしまいます。
人生80年以上あるこの現代において病気によって苦しむ期間を1分1秒でも短くするためには今治療を頑張って頂きたいと思います。
もちろん病気の特徴として完治するまでには症状の改善と再発を繰り返しながら完治に向かっていくでしょう。
しかし、当院ではそのようなご不安や苦悩も取り除くことで共に完治に向かう為の治療をしております。些細なことでも構いません。
気になることがありましたら何なりとお申しつけ頂ければと思います。
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