視力低下・視野狭窄を根本から治療
緑内障の根本的メカニズムを理解した鍼灸治療
当院での治療は西洋医学的視点(病院での医学)と中国医学的視点(ツボや身体の状態)から1人1人の状態に合わせた治療をさせて頂きます。
医学的根拠に基づいた高い実績とエビデンス
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当院では視神経の回復を目的とした根本治療を行っております。
病院で治らないと言われた方、他の治療院で効果が出なかった方、諦めていた方
是非一度ご相談下さい。
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Point 01
1人1人の状況に合わせた治療
緑内障を含む視神経炎の原因、進行状態、視神経の様態、ステロイド等西洋薬の使用状況、患者の体質、病気の持ち合わせによって治療内容を1人1人に合わせた治療方法を行っております。視神経炎の初期、再発、重症、視神経萎縮等あらゆるケースに対応させて頂きます。
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Point 02
西洋医学の治療を理解した治療
まず、視神経炎や緑内障の治療に関して、炎症があるものと医師が診断された場合にはステロイドでの治療を行います。しかし、ステロイドの効果が全くないケースを多くあり、そのまま失明といったケースも少なくありません。当院ではそのような進行が速い病気に対しての治療も対応させて頂いております。
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Point 03
根本と体質にまで特化し、再発防止
西洋医学では視神経は再生しないと言われますが、視神経には正しい治療方法がなければ再生しないということです。
そして、当院では多くの治療実績から基づく根本から視神経・視細胞を再生するための条件を与えることが可能です。また、再発防止にならない為の体質も治療によって可能となります。
病気の解説と種類
視神経炎について
視神経炎の西洋医学的認識
西洋医学では真の原因は分かっていないのが現状です。一般的には視神経の脱髄が推定され,ウイルス感染や自己免疫性血管症という考えもありますが、
おそらく特発性視神経炎は1つの疾患でなく複数の原因が重なった結果視神経や視力障碍を伴う病気を発生することが考えられます。一方、最近では、視神経炎の一部に自己抗体(ウイルスや細菌といった身体の中で不必要と免疫が認識してしまうもの)を作り、これまでの多発性硬化症などの概念とは異なる炎症を起こす型のものがあることが分かってきました。
視神経は、眼球(網膜)で集められた外界から光の情報を脳に伝える神経線維(電線)の集合体です。この電線のもとになる神経細胞は網膜にあり、そこからの情報が脳に伝わり、脳で「ものを見る」と認識されます。この電線になんらかの障害を起こす病気を視神経症と呼びます。原因がはっきりしていることもありますが、不明な場合も多くあるのが現状です。
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特発性視神経炎
特発性とは原因不明の意味です。20代から50代の、女性の方が比較的多い疾患で、比較的急激に、片眼または両眼の視力低下が生じます。視力低下が生じる数日前ごろから、あるいはほぼ同時に眼球運動をさせると痛みを感じたり、眼球の後ろに種々の程度の痛みを感じる場合が多くあります。見ようとするところが見えない中心暗点型(視界の中心が見えにくくなる)の症状が多いですが、全体に霧がかかるとか、視野の一部からだんだん見えにくくなることもあります。視神経乳頭(視神経の眼球側の端)が赤く腫れる場合(視神経乳頭炎ともいう)と、視神経乳頭には当初所見がなく正常にみえる場合(球後視神経炎ともいう)がありますが、前者は比較的改善率が良いものです。しかし後者は多発性硬化症という、視神経以外の脊髄や大脳の白質(神経線維の集まり)にも病変が及び、しばしば軽快と悪化を繰り返すタイプの病気の一部になることもあります。
一方、最近では、多発性硬化症や視神経炎の一部に自己抗体(ウイルスや細菌といった身体の中で不必要と免疫が認識してしまうもの)を作り、これまでの多発性硬化症などの概念とは異なる炎症を起こす型のものがあることが分かってきました -
抗アクアポリン4抗体陽性視神経炎
アクアポリンとは細胞の働きのことで、この類似した一つであるアクアポリン4に対する抗体が作られ、脳や脊髄、視神経の毛細血管に障害を起こすことが分かってきました。従来は多発性硬化症の一種で日本人に多いとされていた視神経脊髄炎の一部でこの抗体が最初に同定されました。視神経炎の約10%にこの抗体が証明され、ほとんどが女性で、両眼を侵し、重篤な視力低下を生じます。治療はメチルプレドニンの大量療法が用いられますが、反応が乏しい場合は血漿交換療法、免疫抑制薬や大量ガンマグロブリン治療が応用されます。いったん改善しても再発の可能性が高く、副腎ステロイドなどによる維持治療が必要になります。 -
虚血性視神経症
特発性視神経炎と並んで視神経症に多くみられる疾患の1つです。視神経の栄養を与える血管に循環障害が起こる病気です。身体のほかの部位の循環障害(脳梗塞や心筋梗塞)と同じように、多くは高齢者の片眼に、ある日ある時間に突然視力低下や視野欠損が起こるのが特徴です。ただし、一気に視力が下がる場合と、発症時より数日後のほうが悪化する場合とがあります。視野は中心暗点や、水平半盲(下半分あるいは上半分の視野欠損)がよくみられます。ほとんどの場合は、高血圧、糖尿病、高脂血症、心疾患、血液疾患などの全身の危険因子が存在しますが、比較的若年者で生じたものは、視神経乳頭が生まれつき小さいなどの眼局所の危険因子が存在することもあります。一方、循環不全が急に起こらず、徐々に進んだ場合には、視力・視野障害が少しずつ進行するので、緑内障との見分けが大切になります。
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圧迫性視神経症
視神経は眼球の後ろから約30 mmのところで視神経管を経て頭蓋内に入ります。間もなく視交叉という左右の視神経が集合する部位で50%は交叉し、50%は交叉せずに、視索を経て脳に入ります。この途中で、腫瘍などに圧迫されると、視神経が徐々に障害されて視力や視野の障害が起こります。多くは脳外科的治療が必要です。 -
外傷性視神経症
落下事故、交通事故などで前額部(特に眉毛の外側に近い部位)を強打した場合に、片側の視神経管内の視神経が挫滅して、視力・視野障害が起こることがあります。受傷早期(通常24時間以内)であれば、副腎ステロイドの大量投与が試みられます。視神経管開放手術については議論があります。 -
中毒性視神経症
薬物のうち、比較的長期投与において視神経を障害しうるものがあります。抗結核薬(エタンブトールなど)が有名ですが、抗生物質や抗癌薬の一部などかなりの薬物で中毒性視神経症が報告されています。新薬でまだ報告のないものもありうるので、薬物投与中に視力・視野障害が出現したら、医師に申告する必要があります。医薬品以外では、各種シンナー(トルエン、メチルアルコールなど)、農薬などで視神経障害が出現することがあります。疑いのある薬物の減量・中止が治療の基本です。 -
遺伝性視神経症
レーベル病と優性遺伝性視神経萎縮が、遺伝性視神経症で比較的よくみられるものです。10代から40代までに発症する場合が多く、両眼(左右眼発症に数日から数か月の時間差のある症例も少なくありません)の中心部分(見ようとするところ)の視力低下で発症します。
男性に多く、母系遺伝です。はじめは視神経炎と間違えられることが多いですが、血液検査にてミトコンドリアDNAの変異の有無をみて診断できるようになりました。両眼とも0.1以下になる例が大半ですが、周辺の視野は正常で、まれにかなりの改善が特に若い時期に発症した場合にみられることがあります。後者は小学生ごろから多少両眼の視力の低下がみられるものの、通常は著しい低下になりません。どちらの疾患も、まだ、遺伝子レベルの治療はできず、治療法は確立していません。
当院での治療実績をご紹介いたします。
患者様の症例紹介
外傷による視神経症 N様 30代男性 会社員
趣味のサッカー中に左顔面部にボールを強くぶつけてその日は左目が全く見えませんでした。
1日経過していても、一向に左目がぼやけて物体が全く分からず、視野・視力共に低下していた。
慌てて病院に行って診察してもらったところ、「外傷による虚血性視神経症」と診断。
現在の病院では左目の回復は望めないと医師から伝えられ、それを受け入れることが出来ず3か所の病院で診てもらいましたが
同じように回復が望めないと言われた。
それでも諦めることが出来ず治療方法を探したところ、当院のHPを見て治療をすることを決意。
埼玉からの来院の為、集中治療を希望された。
治療前の症状
視力:RV=1.2 LV=0.05
視野:左目の中央以外の9割はガラスを透したようにぼやけていて物体が分からない。
左目の周りが凝っているような感じ
現代中医学理論に基づいた視神経の回復、視神経に対する血流改善、左目周囲の血流改善を目的に治療を行いました。
治療結果
当初ガラスを透した視界が治療を繰り返す度に嘘のように物体の形がはっきり分かるようになり今では右と差が分からないまでに回復したとご本人から喜びのご報告を受けました。
視力についても、治療前0.05だった左目の視力も先日行った自動車運転免許証の更新では裸眼で視力検査をしても問題無く更新出来るまでに完治され非常に喜ばれておりました。
ご本人もダメなら諦めると決意して受けられた当院の治療だった為、本当に完治したことに喜びと驚きを隠せずにいました。